※本製品は、現在一部部品入手難により生産中止となっており、カスタム依頼にて受け付けています。
本器は次数,振幅,チャネル間位相,オフセットを4ch独立に,周波数を共通に設定可能な正弦波発生器です。
波形選択により方形波を出力することも可能です。
多相の同期信号が必用な試験などの用途に適しています。
加算入出力機能を使いますと2~4chの波形を加算できますので,例えば基本波に任意の高調波を3種類重畳した波形,その他正弦波を歪ませた複雑な波形を出力できます。
RS-232Cにより外部PCから設定を行うことができます(GPIBオプション有り)。
・チャネル数4ch
・周波数
周波数は全チャネル共通,Hz単位で設定。
1.0Hz~3200.0Hz,0.1Hz分解能,確度±50ppm
(波形次数選択により最高32kHz可能)
・振幅
振幅は各チャネル独立,Vp-p単位で設定。
0.000V~16.000V,1mV分解能,確度±0.1%以下(~3.2kHz)
周波数特性±0.1dB以内
・位相
位相は各チャネル独立,角度(°)で設定。
0.0deg~359.9deg,0.1deg分解能,確度±0.1deg以下
(分解能および確度は波形設定により次数倍になります)
・オフセット
オフセットは各チャネル独立,±V単位で設定。
-2.50V~+2.50V,0.02V分解能,±1%以下
・次数
次数は各チャネル独立。設定周波数を次数倍した周波数を出力。
正弦波(周波数×1,2,3,4,5,6,7,8,9,10)
方形波(周波数×1,2,3,4,5,10)
・波形
波形は各チャネル独立。波形番号(正弦波:0,方形波:1)で設定。
正弦波,方形波
・正弦波歪率
0.1%以下(周波数×1設定時,500Hz以下)
0.3%以下(周波数×1設定時,3.2kHz以下)
0.8%以下(周波数×10設定時,32kHz以下)
・残留ノイズ
5mVrms(3.2kHz,振幅=0Vp-p,出力オン状態)
・設定方法
テンキーによる直接入力
MODIFYダイアルによる連続可変設定
全チャネル共通設定項目:周波数
各チャネル独立設定項目:振幅,位相,オフセット,波形,次数
・出力制御パネル面ON/OFFキーによりリレー接点を制御
・表示LCDにより設定値を表示(バックライト付き)
・出力インピーダンス50Ω±5%
・出力ドライブ能力±20mA,負荷500Ω以上
・信号入出力コネクタ信号出力4CH:BNC×4
加算入力4CH:BNC×4
加算出力:BNC×1
・消費電力200VA以下(100V±10V)
・外形寸法215(W)×250(D)×155(H)mm以下(突起部を除く)