問題解決のためのアプローチ

問題解決のためのアプローチ

電子機器の開発はいかに問題を解決するかが重要です。

問題解決のためのアプローチ

「低雑音プリアンプとフィルタ:問題解決のためのアプローチ」
低雑音増幅と周波数帯域制限は微小信号検出に必須で、デジタル化の前処理で重要です。
低雑音化は多くの問題を解決しますが、低雑音化は求める課題に対して適切でなければなかなか効
果が出ません。当社では低雑音化へのアプローチとして使う製品を開発・製造しています。
これらの製品はお客様の課題に適切となるカスタム化を行うことでより良い結果を導き出します。
続きはダウンロードしてください=>低雑音プリアンプとフィルタ:問題解決のためのアプローチ

インターマインド(Intermind)とは

"Interactive thinking mind"
人と人、人と物が、相互に作用し、思考を行う心、その心自体でもあり、その心を持った集団でもあります。
受託開発100%の会社ではありません、自社標準品100%の会社でもありません。
受託開発にはお客様の仕様を満たすため納期を守るために基本的に妥協が許されない厳しさを乗り越える技術力と精神力が必要です。
自社開発には使う立場に立って製品を企画し考えプロトタイプへの意見を取り入れ改善を繰り返し、製品を自ら提案していく力が必要です。
受託開発も自社開発も行う会社であり、実践力と提案力を持った開発ができる会社です。
自社開発と受託開発のバランスを保ち、機能性能・品質・開発速度・コストのバランスを保ち、お客様に満足をお届けするユニークな会社です。

ハードウェア・ソフトウェア・インタフェース ものづくりを通してお客様を応援

電子機器のものづくりはとても複雑で多種多様なものごとが絡み合って行われます。
それには多くの場合、アナログ、デジタル、ハードウェア、ソフトウェアが必要です。
電子機器の設計に関しては、アナログ回路設計、デジタル回路設計、ファームウェア設計、FPGA設計、DSP開発、アナログ信号処理、デジタル信号処理、アプリケーションソフトウェア設計、プリント基板設計、機構設計が必要です。
電子機器の製造に関しては、基板製造、板金製造、部品実装、組み立て配線が必要です。
電子機器を完成させるには電気チェック、ソフトウェア実装、デバグを含む動作確認、調整、試験、検査が必要です。

緊密に関わり合う重要な設計は全て自社内にて

電子機器の開発で回路設計は重要です。ファームウェアやソフトウェアのベースとなります。
アナログ回路ではレベルやダイナミックレンジ、周波数帯域やゲイン、ノイズ性能や熱設計が必要です。
デジタル回路ではクロックマージンやセットアップやホールドタイミング、シリアルパラレルの選択検討が必要です。
そして部品選定とソフトウェアとのインターフェースを考える必要があります。
適切な回路設計を行うには充分に広く深い部品知識とそれを有効に使うスキルが必要になります。

 

電子機器の開発でプリント基板設計は重要です。いかに回路設計が良くてもプリント基板設計が悪ければ性能は出ません。
アナログ回路とデジタル回路の仕様をきちんと理解した設計者である必要があります。
回路設計と基板設計は分離することなく、相互が協調しあって最適な設計となります。

 

電子機器の開発で部品実装と組み立て配線の確実な作業は重要です。

 

電子機器の開発でファームウェア設計 ソフトウェア設計は重要です。
現代の電子機器ではほとんどがファームウェアやソフトウェアにて制御処理や演算処理を行っています。
ハードウェアでは部品のばらつきによる性能の変動や寿命などがあります。
回路設計とプリント基板設計が良くてもファームウェア設計・ソフトウェア設計が悪ければ性能は出ません。
電子機器の開発設計の工程の後半にあるファームウェア・ソフトウェアの実装と調整で性能が左右します。
しかし、仕様を満たす作業をファームウェア・ソフトウェアが全て行えるとは限りません。
電子機器の高品質を生み出すにはハードウェア設計社・プリント基板設計者・ファームウェア設計者・ソフトウェア設計者、時には機構設計者も関わり修正と調整が行われなければなりません。
高品質で高信頼性の電子機器の開発にはこれらの設計が緊密に連携し協調して生み出されることが重要になります。

 

製造の一部(基板製造・板金製造・部品実装)を除いて全て自社において対応が可能です。
全ての技術を有していることから、最適なアナログ/デジタルの切り分け、最適なハードウェア/ソフトウェアの切り分け、性能を出すための適切な設計およびご提案が可能です。

カスタム計測器の多種多様で膨大な実績

長年に渡り計測器の開発に取り組んで来ました。
お客様のあらゆる厳しいご要望に応えることで鍛え抜かれた技術力があります。
下記は開発実績抜粋です。
工具脆性損傷探知装置、リ-ク検出装置、疑似音声用フィルタ、圧力センサ処理装置、FM復調器、PLLクロック逓倍モジュール、DSPデータ処理ボード、SH7727計測制御用CPUボード、燃料電池入力携帯端末用電源モジュール、衝突力検知回路、LCD信号延長駆動回路、USB3.0ボード。
コンパクトマイクロクラックディテクター、デジタルフィルタモジュール、電力増幅器用シンセサイザ、もんじゅ向け信号前処理装置、LEDヘッド駆動装置、インピーダンステスター、120MHzクロックシンセサイザ、土木用AE検知装置、任意波形可変位相同期発振器、学習型リモコン、写楽走画像データ通信機能、電話回線網制御装置、波形解析DDSボード、USBロジックアナライザ、液晶フィルム向け信号処理システム、ビームスキャンコントローラ、イコライザ・エフェクタ装置、回転軸振動異常検知装置、遠隔スプレー缶噴射装置、インバータシステム向け高信頼マイコンボード、展示会向けスイッチ表示装置、イーサネット通信アナログ信号収集装置、周波数スイープジェネレータ、マイコンガスメータ用無線通信ソフトウェア、DSP紙幣識別装置、自動押印ファームウェア、DVDデジタルオーディオサラウンド効果プログラム、太陽電池模擬電源用GPIB制御アプリケーションプログラム、業務用オーディオエフェクタソフトウェア、DJミキサーソフトウェア、業務用オーディオミキサーソフトウェア、自動漏水検知ソフトウェア、DJ機器ソフトウェア。
精密騒音計、3相電力量計、3相波形発生器、レーザー向け波形制御装置、車軸検知信号処理ボード、水晶温度計試験装置、深海訓練用音声モジュールボード。

あらゆる電子機器への拡張

計測器だけではありません。あらゆる電子機器への応用が可能です。
例えばデジタル信号処理を使う応用範囲は広く、産業用電子機器のフィルタ演算やFFT解析など、オーディオ製品のエフェクタや音声処理などに使えます。
インタフェースは有線ではGPIB、RS-232C、RS-485、CAN、LAN、USB、無線ではBluetoothや省電力など、多種多様になっています。
安定した高精度と高信頼性を求められる計測器の技術は、あらゆる電子機器へと応用が可能です。
オーディオ製品やDJ装置など計測器以外の電子機器の実績もあります。

CPU、DSP、FPGAの自社素材と自社技術資産を使い、お客様の新たな発想を具現化

弊社はお客様のあらゆる電子機器の開発および設計を応援いたします。
時には「すぐに使いたい」「コストが厳しい」などいろいろな状況があるかと思います。
そのため、すぐに使える自社の多様な素材も用意しています。
全てのハードウェアやファームウェアも自社設計ですので改造や仕様変更などお客様のご要求に迅速に対応可能です。
外形などの制約が無ければ自社素材の組み合わせでいろいろな信号処理を実現可能で、電子機器の開発に貢献いたします。
自社素材はそのままではなく、そこに蓄積されたハードウェア技術やソフトウェア技術が形を変えて自由自在に切り離され融合し新たな素材に変化します。
それは、全てが自社内設計であることから可能なことです。

センサーがあらゆる現象をとらえる、アナログの重要性

人間が感じる現象はアナログ的な感覚です。
触れた物の柔らかさや温度、見た物の明るさや質感、食べ物の味やにおい、聞く音の衝撃や不快感、振動や揺れなどの体感、
そして人間の五感に直接は伝わらない暗闇の動物や微小な動きや物体内部の亀裂など。
それらの現象や事象はセンサーによってとらえることが可能です。
センサー出力にはデジタル方式とアナログ方式があります。
デジタル方式はセンサー固有の性能でほとんど決まりますが、アナログ方式はアナログ回路の善し悪しで大きく性能に差が出ます。
人間が使う電子機器はアナログ入力、デジタル処理、アナログ出力という構成が多くなっています。
センサーを含む電子機器の開発はアナログ回路設計に深い知見のある当社の得意な領域になります。
特に加速度センサーやAEセンサーによる非接触な事象検知には実績があります。

デジタル信号処理

当社は回路設計およびアナログ信号処理を得意としています。
そして、それに匹敵するデジタル信号処理の技術と実績があります。
理論的にはデジタル信号処理はアナログ信号処理を受け継いでいます。
アナログ信号処理は時間軸で連続した処理、デジタル信号処理はサンプリング周波数により離散した信号になります。
デジタル信号処理には時間領域と周波数領域という概念があります。
時代はデジタル信号処理がメイン処理となり、いかに実現するかが課題となります。
リアルタイム性能を求める場合は使うプロセッサと実装するプログラム構造が重要となります。
当社では名刺サイズの超小型組み込み用浮動小数点DSPボードを用意しており、組み込み用に便利に使えます。

ポータビリティーの良さを追求

人間が持って歩く電子機器は小さく・軽く・電池動作であることが求められます。
超低消費かつ標準的なインタフェースを持つプロセッサが各社から出ています。
低消費であることと高パフォーマンスであることは原理的に矛盾が発生します。
適切な処理実行とスリープなどの時間管理を行うことで低消費が実現できます。
モバイルバッテリで動作できるように、モバイル電源IMG241を用意しています。
商用AC電源の無いセンサ近くにプリアンプIMPシリ-ズやフィルタIMFシリーズを配置できます。